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垂井曳山祭り2018
2018-05-11
皆さんこんにちは!
5月2日~4日まで、垂井町では垂井曳山祭りが行なわれました。
2014年に、長男を御幣持に出させていただいてから早5年!
(当時のブログよろしければご覧ください!)
この度、長男が東町の芸児として舞台に立たせていただきました!
4月初めに台本をいただいてから2週間は、自宅での台詞稽古、17日からは
小桜佳之輔先生による台詞合わせと立稽古で、最初の週は半日学校の後、
午後から約6時間、最後の1週間は朝9時から約10時間という、合宿並みの
稽古をしていただきました。
扇子を使っての挨拶や、先生への話の聞き方、発声方法など、礼儀も何も知らない息子を
根気よく教えていただきました。
今回、東町では、義経千本桜 すし屋の場 を通常1時間半ある舞台を45分に作り直して
いただき、長男は いがみの権太役をやらせていただきました。
すし屋の場のいがみの権太は、母から金を騙し取る所が最初の見どころとなります。
悪党ながらもどこかで愛嬌のある権太の人柄をここで演じるのですが、母役がいないため
独り芝居での台詞回しに、相当苦労したようです。
また、すし桶を抱えて花道へ引っ込む場面や、父親に腹を刺され、そこで
悪人と見えた権太が善人に立ち返る「モドリ」といわれる演出では、お腹を刺されながらも
心情を吐露する部分に、動作と感情と台詞が一体になるにはどうすればよいか、悩みました。
約1か月の経験は、親子共々何にも代えがたく、一日一日が大変貴重でした。
芸児たち5人は本番を迎えてからも更に1公演ごとに成長を感じました。
今回ご一緒できた4人の芸児さんたちも、それぞれが悩みに悩んで、一体となって作り上げ、
周りの方々に支えられ、見守られて無事に演じ切れたことに本当に安堵しました。
来年・・・のことは息子に任せて、次は次男も3年後!舞台に立てることを願っています!
